仙台空港から仙台国際空港へ。平成28年7月1日、それまで国で管理していた仙台空港が民営化され、名前にも「国際」が付いて、新たに「仙台国際空港」という名称に変更されました。前回はターミナル1階編と題してその様子をご紹介しましたが、今回はターミナルビル2階の様子をご紹介したいと思います。
フロア図
ターミナルビル2階フロア図です。
※仙台国際空港公式ホームページより転載。
※赤丸数字は商業施設です。
エスカレーター付近
1階からエスカレーターに乗ると、2階へ進む途中で七夕飾りがお出迎えをしてくれました。大きな吹き流しと色鮮やかな短冊が、宮城・仙台に来たという実感をもたらしてくれます。
上を見上げると、吹き流しの大きさに圧倒されます。
商業施設付近
エスカレーターを降りると、商業施設が目に飛び込んできます。
商業施設はお土産販売店と飲食店街で構成されています。こちらは飲食店街(FOOD AVENUE)のコーナー。
一方、こちらはお土産販売店(SHOPPING AVENUE)のコーナー。もちろん仙台銘菓「萩の月」も販売しています。
仙台の地はスポーツがとても盛んです。プロ球団もあり、野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」とサッカーチーム「ベガルタ仙台」の応援幕が掲示されています。
休憩スペースも設置されています。お土産を購入して疲れた時などに一休みができます。
搭乗待合室付近
奥には搭乗待合室が見えます。
ちょうどアシアナ機が離陸に向けて、駐機場から滑走路へ移動していくところが見えました。
搭乗待合室あての電話機が設置されています。お孫さんが帰るときのおじいちゃんの姿が目に浮かびます。
国内線出発ロビー付近
商業施設に向かって左側が国内線出発ロビーです。
反対側から見たところです。商業施設のすぐ横にあります。
国内線のチェックインカウンターです。仙台空港民営化をアピールする幕が目を引きます。
手前から、「peach」「ANA(AIR DO)」「JAL」「Air Asia」とカウンターが続きます。
Air Asiaのカウンターです。訪れた日は10月6日。ちょうどこの日にエアアジア・ジャパン株式会社が国土交通省より航空運送事業の許可を受けました。
真新しいカウンターと自動チェックイン機。
2階フロア全般
大型ビジョンが設置さています。こちらでも仙台空港が民営化された事をアピールする映像が流されています。
地元に住む者としては、これからの発展に期待大です。
ターミナルビルと仙台空港アクセス鉄道の仙台空港駅は歩道橋で直結されています。鉄道に乗ってしまえば約30分で仙台駅まで行くことができ便利です。
フロア2階の案内板です。1階に設置されていたものと同じようなつくりです。
国内線出発ロビーを後にし、国際線出発ロビーへと移動します。国際線出発ロビーは商業施設を挟んで反対側にあります。
国際線出発ロビー付近
国際線出発ロビーです。訪れた時間は出発も到着もなく、とても閑散としていました。
この日はこれからの出発便が3便しかありませんでした。便数が少なく寂しい限りです。
国際線のチェックインカウンターです。カウンターには誰もいません。今後便数が増え、カウンターが人で溢れかえっているといった日がいつか来ることを心待ちにしたいと思います。
国際便の搭乗手続き開始時刻の案内です。この日は全8便でした。
海外へ行く方、帰って来られた方への体のリラックスのため?ロビーにはマッサージチェアが設置されていました。
まとめ
ターミナルビル2階は国内線・国際線の出発ロビーのほか、商業施設もあり、かなり賑やかな印象を持ちました。そのような中、実際に行ってみて肌で感じたことは、国内線は元気があっても国際線が今ひとつということです。まだ仙台空港が民営化されてから数ヶ月しか経っていませんが、今後国際便の誘致を含め、仙台国際空港の更なる発展に期待をしたいと思います。