自身はDropbox(ドロップボックス)というアプリケーションを利用しています。このDropboxとはローカルPCで保存したファイルをクラウド(オンライン)上で自動的に同期してくれるサービスのこと。PCは勿論のこと、タブレット、スマートフォンといった、どのデバイスからでもクラウド上のファイルにアクセスすることができ、常に最新の状態を保つことができます。先日、ネットサーフィンをしていたらDropboxについて気になる見出しの記事を見つけました。
Dropboxはどのようなサービスなのか
その前に、冒頭に述べたDropboxの概要についてもう少し説明しておきましょう。DropboxはアメリカのDropbox,incが2008年に正式提供を始めたオンラインストレージサービスです。このサービスを利用すれは、ローカルPCで保存したファイルをクラウド上で自動的に同期することができ、PCやタブレット、スマートフォンといった、どのデバイスからでもファイルにアクセス、かつ、編集(読み・書き)、保存ができます。その便利さゆえに一度利用すれば手放すことができなくなるほどです。ファイルはテキストファイルの他、動画、写真とどのようなファイルでも扱うことができます。Dropboxはアプリケーションとブラウザのどちらからでも利用可能で、環境によって使い分けることができます。自身は主に直感的にファイルを扱いやすいアプリケーションで利用しています。
Dropboxの利用価格(参考)
因みにDropboxは無料で登録ができ、かつ、2GBまで無料で利用することができます。2GB以上になると有料アカウントとなり料金が発生します。無料アカウントでも充分に利用できる容量を持ち合わせていますが、Dropboxを気に入り、使い倒したいというのであれば有料アカウントにするのも良いかと思います。
Dropbox利用価格
■Dropbox Basic (登録したてのアカウント):2GB 無料
■Dropbox Pro (有料アカウント):1TB ¥12,000+税/年(2ヶ月間無料)
※Dropbox公式ホームページより転載。
以上がDropboxの簡単なサービス概要でした。詳しい説明はDropboxの公式ホームページでご確認ください。
DropboxユーザーのID・パスワード700万件が流出?
さて、ここからが本題です。先日このような見出しの記事をインターネットで見つけました。本当ならば深刻な問題ですが、アメリカのDropboxはすぐに公式ブログにてハック(流出)されていないとの見解を示し、この件を否定しました。個人情報が流出されていなければ全く問題ないのですが、実はこの見出しをみてドキッとしたのです。なぜならば、先日Dropboxから以下のようなメールが届いていたからです。
要約すると「2012年半ば以降にDropboxのパスワードを変更していなければ、次回のログインの際にパスワードの変更をお願いする」ということです。Dropboxに限らず、インターネットを利用したサービスではパスワードの変更を促されることはよくある事です。今回の件も、ID・パスワードの流出報道とは関係ないと思いますが、念のためパスワードを変更してみることにしました。
パスワード変更の仕方
それでは早速、Dropboxのログイン画面から見てみましょう。Dropboxトップ画面の右上にある「ログイン」をクリックします。
Googleアカウントで登録している場合は「Googleでログイン」から、それ以外で登録している場合はメールアドレスとパスワードをそれぞれの箇所に入力し、「ログイン」をクリックします。
ログインしたら、画面右上にユーザーネームが表示されます。その隣の「▼」をクリックします。
各項目が表示されますので、「設定」をクリックします。
設定をクリックすると、さらに項目が出てきますので「セキュリティ」をクリックします。
「パスワードの変更」という項目が表示されました。こちらをクリックします。
新たにウィンドウが開き、パスワードの変更画面が表示されました。旧パスワードと新パスワードをそれぞれ入力し、「パスワードの変更」をクリックすればパスワードの変更が完了です。
パスワードを変更したら、念のため新しいパスワードでDropboxにログインしてみましょう。無事にログインが出来れば一切の作業が完了となります。大変お疲れ様でした。
まとめ
パスワードの変更はとても簡単にできます。インターネットを利用するサービスにおいてはセキュリティ対策が非常に重要となってきます。パスワードは定期的に変更しておき、常日頃から万が一の場合に備えておきましょう。