前回は下之御庭から奉神門にかけてをご紹介しました。今回も首里城公園の公式ホームページに記載されている見学コースの順路に従って、、、。
と言いたいところでしたが、結果的に「王宮には入らず」となりましたので、今回は順路に関係なく、公園紹介も終盤となる京の内から木曳門方面へと進んでみたいと思います。
京の内入口付近
順路に従って歩いていきます。
歩いてすぐに色鮮やかな案内板がありました。
順路の矢印を見てみると、自身が辿ってきた順路とは違う守礼門からこちらまで来る順路が記載されています。
何やらこの先にも案内が。
京の内(きょうのうち)
京の内の案内でした。
京の内とは説明によると「気の充満する聖域」との事。なんでも十嶽と呼ばれる礼拝所群のなかでも特に重要な十嶽がこちらにはあったそうなんです。
重要な礼拝所=神聖な場所=気の充満する聖域と、またまた勝手に理解して納得しちゃいましたよ。
神聖な場所には植物がつきもの。(つきもの?)
付近には植物解説という案内版もありました。
京の内に入りました。
あぁ、確かに雰囲気で気の充満する聖域という感じがします。
分かれ道。左に行くと京の内の更に奥へ、右に行くと西のアザナに向かうことができます。
京の内の中頃まで来ました。
階段もあり、これはじっくりと見て回るには時間がかかりそうです。
残念ですが、やはり時間がありません。この雰囲気を心に刻み、西のアザナへと向かいます。
うわっ、沖縄らしい注意案内が、、、。
思わず自身の足元にいないか確認してしまいました。
そうそう、京の内にもスタンプ台はちゃんとありましたよ。
西のアザナ(いりのあざな)
西のアザナまで来ました。このスロープを上っていくと素晴らしい景色が待っているはず!
と思ったんですが、
あららっ!どよーんとした曇り空。
これはちょっと、いや、相当に残念だぞ。
展望解説を見てみると、天気が良い日の素晴らしい写真が。
"いいなぁ"
"綺麗な景色だなぁ"
なんて思いながら再び顔を上げてみると、
どよーん!(笑)
残念です。(笑笑)
しかしですよ、それでも自身にとっては高台から見る初めての沖縄市街地だった訳です。たとえ、このような空であっても感動したことに違いはありません。
綺麗な景色はまた次に来る時までとっておくことにします!
こちらも忘れてはいけませんね。説明と、
スタンプ台です。
木曳門(こびきもん)
先ほど、西のアザナに行く前に写した順路案内です。
今回の訪問としては最後のご紹介となる木曳門へと向かいます。
木曳門。
何かちょっと小さくて可愛らしい門ですね。
門の由来を公式ホームページで調べてみると、元々、琉球王国時代、この門は石でふさがれていたのだそうです。門が開くのは首里城を修理する時のみ。
ん?ということは、、、。
そうなんです、首里城を修理する際に材木を搬入する目的で使用された門だったという訳なんですね。
だから「木を曳く門」で木曳門。なるほどなぁ、納得です。
このように、門の名前から当時のことを思い描くことができるというのは面白いことですね。
木曳門を出ました。
後は、この道を進むと1回目にご紹介した「首里杜館」に戻るというような流れになります。
久慶門(きゅうけいもん)
5回に分けてご紹介してきた首里城公園(有料エリアを覗く)の様子はいかがでしたか?
自身の感想ではありますが、流石は独立国であった琉球王国ともあって見どころが沢山あったように思います。
最後に、実際には行かなかったのですが横だけ通ってきた門がありましたのでご紹介させていただきます。
久慶門。
先頃ご紹介した「歓会門」が正門であるのに対して、こちらは通用門です。主に女性が利用したといわれていますが、国王が寺院を参詣したりする際にも使用されていたそうですよ。
次回に続きます
現在時刻は17:30。
結果として、首里城公園の滞在時間は僅か57分間ということになりました。それでも少しは公園の魅力をお伝えする事ができましたでしょうか?
とりあえず、短い沖縄での滞在時間で首里城公園を一通り見ることができたということに少し安堵感が。
しかし、やっぱりというか、このまま落ち着いていられる時間はありません。
何故なら、このような南国の自然をもう少し味わいたいから。
身体に鞭を打ってでも(時間ギリギリまで)行けるところまでは行くぞ!
次回は首里城公園付近にある、あの場所からお伝えします。