思い起こせば前回の更新から約2年半・・・。
久しぶりの北斗星乗車記です。
この間、更新の事を決して忘れていた訳ではありません。しかし、完結もしないままSFC修行に突入。結果として、そのまま放置となってしまいました。
自身の憧れだった「北斗星」号。
今後、暫くは北斗星の旅の続きを書いてみようと思います。
それでは、気持ちを新たに、終着「札幌駅」までの旅をお付き合いいただければ幸いです。
車両探訪にあたって
食堂車から戻った自身。
夢のような時間はあっという間に過ぎるもの。しかし、楽しみはこれで終わりではありません。更にワクワクするような出来事が、これから沢山待っています。
気持ちは相変わらず高ぶったまま。1秒としてジッとしていることはできません。そのため、食後の運動を兼ねて車両探訪に出かけることにしました。
さぁ、自身の憧れだった北斗星の車両をじっくりと見て回るぞー!
5年半前の記憶なので号車の設備が誤っていた際にはご容赦ください 。
「この設備は違う号車だよー!」と教えてもらえる方、大歓迎です。
北斗星9号車(オロハネ25 503)
北斗星 9号車 通路
最初に見るのは、自身が滞在している車両「オロハネ25 503」です。個室内は先ほどご紹介しましたので、通路やデッキ周辺の雰囲気をご紹介したいと思います。
通路に設置されるヒーター
通路に出て足元を見るとヒーターが設置されていました。極寒地に行く列車ですから、車内を暖めるためには相当なパワーが必要になるんでしょうね。
急停車注意の案内板
いいですよね、この古めかしい感じ。THE・国鉄って感じがします。
デッキと個室間のドア(室内側より)
8号車の方向に歩いてきました。このドアは自動ドアになっています。
デッキのゴミ箱
車掌弁
8号車寄りのデッキの設備。THE・国鉄は至るところに。
配電盤(冷暖房)
配電盤(給電等)
こういう配電盤を見て回るのも楽しいものですよね。
車番プレート
マニアはこういう車番プレートを見ると欲しく・・、いや、嬉しくなります。(笑)
デッキと個室間のドア(デッキ側より)
再び通路に戻り、今度は10号車へと向かいます。
室内中間部のドア
北斗星9号車(オロハネ25 500番台)はAB寝台車で、A寝台が個室「ロイヤル」、B寝台が個室「ソロ」となっています。
通路の中頃にはA寝台とB寝台を隔てるドアが設けられています。
B寝台ソロ階段
B寝台に入りました。ソロは1階と2階にそれぞれ6部屋ずつ設けられており、2階の部屋に入るには階段を上がる必要があります。
B寝台ソロ2階入口のドア
階段を上るとこのような光景になります。ちょっと欧風?な作りで雰囲気が良いと思うのは自身だけでしょうか。
便所使用知らせ燈
お手洗いを使用している際に点灯するランプです。しかし、表現が凄い。”便所使用知らせ燈”って。
ここでも昭和を感じさせてくれます。
お手洗い前のプレート
お手洗いドアのロック部分
お手洗いに来ました。先ほどの表示燈は、この内側からのドアロック部分と連動しているのでしょうか。
洗面台
洗面台を見ると、如何にも”寝台車に乗っている”という実感が湧きます。
洗面台に貼り付けられた案内シール
洗面台には使用方法や注意が書かれたシールがペタペタと貼りつけられていました。
車番プレート
先ほどの車番プレートとは若干形状が異なります。
検査年月日シール
別に面白いネタでもなんでもありませんが、とにかく存在するものは記録に残します。(このようなシールだって尾久車両センターのものだと思えば貴重と思えるものです。)
非常ボタン
非常の場合にはこのボタンを押して車掌に知らせます。(どうか旅行中はそのような一大事にはなりませんように。)
動画もどうぞ!
オロハネ25 503の様子は動画でもご覧いただけます。