鉄道とクレジットカードのある風景

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仙台国際空港に行ってきました。ターミナルビル外観編

仙台空港から仙台国際空港へ。平成28年7月1日、それまで国で管理していた仙台空港が民営化され、名前にも「国際」が付いて、新たに「仙台国際空港」という名称に変更されました。民営化を機に、これから海外便を増やし国際化を進めていきたいという、新空港会社の強い意気込みが感じられます。

全国初の空港民営化

実は、国が管理している空港で民営化されるのは、今回の仙台国際空港が全国初になります。空港を管理するのは東京急行電鉄株式会社を筆頭に7社が設立した「仙台国際空港株式会社」。今回の民営化で新設された会社です。新会社は空港全般の業務を一体で管理、経営しますが、一部の重要な部分(管制、出入国管理、税関、検疫)は今までどおり国が管理するので除きます。

さて、利用者としては、運営会社が変わったら将来的に空港はどのようになるんだろうと気になりますよね。イメージとしては「プライマリー・グローバル・ゲートウェイ」を目指すとのことです。難しい言葉ですよね。具体的には仙台国際空港を複数の交通ネットワークで結び、東北の旅客、物流の拠点にしていくのだそうです。隣接する「仙台空港アクセス鉄道」を利用すれば、仙台駅へ直通で行けるため新幹線ネットワークを取り込めますし、観光バスを使えば観光地へもダイレクトに行けます。今後の発展が非常に楽しみですね。

さて、前置きが長くなりました。民営化されて以降、ずっと空港に行きたいとは思っていたのですが、なかなか行けずじまいで、ようやく行くことができましたのでご紹介します。

ターミナルビル外観

仙台国際空港を正面から写した写真です。ターミナルビルの屋根が波のようにデザインされているのが特徴的です。

屋根が波のようにデザインされている仙台国際空港ターミナルビル

ビルの近くで見ると、屋根のカーブはこのような感じで見えます。

大きな弧を描く屋根と全面的な硝子張りが特徴的な仙台国際空港ターミナルビル

入口付近にはオブジェと水が流れています。ひとときの清涼感が感じられます。

入口付近にあるオブジェと清涼感を感じさせる水路

歩道も幅広く直線的で、とても歩きやすいですね。気持ちが良い風が吹き抜けてきそうです。

とても歩きやすい直線的に整備された歩道

仙台空港駅(仙台空港アクセス鉄道)

隣接するのは仙台空港駅。仙台駅直通の仙台空港アクセス鉄道(経営は仙台空港鉄道株式会社)です。駅の下あたりは仙台国際空港利用者用の駐車場になります。

仙台空港アクセス鉄道の仙台空港駅

駅は空港正面にあります。駅とターミナルビル3階は歩道橋で直結されており、アクセスも抜群です。

空港正面にある仙台空港駅

駐車場からの連絡歩道橋

別に、空港利用者用の駐車場からも、ターミナルビル3階に直接行ける歩道橋があります。

駐車場からターミナルビルへの連絡歩道橋入口

歩道橋から見てみると、駅とターミナルビルがいかに近いのかが分かります。

駐車場からターミナルビルへの連絡歩道橋から見る仙台空港駅

この歩道橋の先は、ターミナルビル3階にある国際線の出発ロビーです。

駐車場からターミナルビルへの連絡歩道橋

次回予告

次回は、ターミナルビル1階の様子をご紹介いたします。