鉄道とクレジットカードのある風景

タイトルとは裏腹に基本雑記ブログです。

祝!北海道新幹線開業

平成28年3月26日に北海道新幹線が開業しました。青函トンネル利用開始から28年、青函地域における鉄道史の大きな転換期となります。当日、仙台駅においては北海道新幹線開業記念とし、「はやぶさ95号」の出発式が執り行われました。

ホームでの式典

出席は、村井県知事、奥山仙台市長をはじめ、行政や鉄道関係者の皆々様です。ホームでは式典で開業をお祝いし、仙台駅での一番列車となる「はやぶさ95号」出発に華を添えるため、仙台でのお祝い事にはかかせない「すずめ踊り」で乗客をお見送りしました。

仙台駅に於いて行われたはやぶさ95号出発式

複雑な心境で迎える北海道新幹線開業

北海道新幹線が開業したことで、より青函地域を身近に感じることが出来て嬉しい限りですが、逆に今まで青函地域で活躍してきた特急・急行列車とのお別れもあり、正直気持ちが複雑な状況です。以前にもご紹介しましたとおり、青函トンネルは新幹線開業にあたり、トンネル内の電圧を20,000ボルトから25,000ボルトに引き上げられました。そのため、今まで活躍してくれました機関車「ED79」を運用することができなくなり、昨年から「トワイライトエクスプレス」号を始め、自身の好きな「北斗星」号、今年に入ってから「カシオペア」号、「はまなす」号、「白鳥」「スーパー白鳥」号といった輝かしい歴史を持つ列車たちが次々と運行を終了しました。

カシオペア号は新型機関車「EH800」をJR貨物から借用して復活するのでは?との報道もありますが、この件は特殊な例として、在来線の運行終了は本当に残念でなりません。

北海道新幹線にかける期待

しかしながら、北海道新幹線開業に伴い、青函連絡は今まで以上に便利になることは間違いありません。青函連絡船から青函特急時代の到来となった時と同じように、北海道新幹線にもこれから新たな歴史を築いていってもらいたいと思います。

人々の気持ちに残るよう、北の大地を駆け抜けろ!北海道新幹線。

改めて北海道新幹線開業、おめでとうございます。

仙台駅に入線する新型車両H5系

仙台駅に入線するH5系。ラベンダー色のラインと北海道をイメージしたロゴが新鮮です。

北海道をイメージしたロゴが新鮮のH5系