ビデオゲームを楽しむ為には、本体に同梱されているパーツを介してテレビに接続しなくてはいけません。今回はSG-1000Ⅱに同梱されているパーツをご紹介いたします。
ACアダプター
型式:SA-150 入力:AC100V 50/60Hz 14VA 出力:DC9V 850mA
よく足で引っかけたり、遊び終わった後にケーブルを強くグルグル巻きにしたりして、断線させてしまいました。当時は数個ほど追加購入した記憶があります。
ACアダプター「SA-150」外箱
ACアダプター「SA-150」外箱を開封
ACアダプター「SA-150」本体
ACアダプター「SA-150」側面
スイッチボックス
型式:SS-50
比較的年代が若い皆さんはこのような装置をご存じですか?まだAV(映像:黄色、音声:赤色と白色)ケーブルが出回っていない時代、このスイッチボックスを使うことがテレビとビデオゲームを接続する唯一の方法だったのです。
昔はテレビ本体とアンテナを同軸ケーブルで直接接続をしていました。その間にこのスイッチボックスを挟むことで、やっとゲーム画面がテレビに映るという訳だったんですね。
肝心の使用方法は、(昔のテレビはビデオの入力切り替えがありませんでしたから)最初に放送をしていない2ch(地域によっては1ch)にダイヤルを切り替え、ゲームをする場合にはCOMPUTER側にレバーを上げ、放送に戻す場合にはANTENNA側にレバーを下げることで画面を切り替えていました。スイッチボックスは基本的にテレビの裏側に設置するものなので、ゲームをするたびに操作が必要で本当に手間がかかるものでした。おまけに当時の技術とはいえ、性能もそれなりなので、ゲーム画面にノイズが入ったりなどして、とても綺麗な画面で遊ぶことが出来ませんでした。今はHDMI接続がありいい時代になりましたね。ちなみにこの時代のゲーム人間は同軸ケーブルを加工する技術は必須でした。それも今となってはいい思い出です。
スイッチボックス「SS-50」本体
スイッチボックス「SS-50」下面
スイッチボックス「SS-50」裏面
本体とスイッチボックスを繋ぐ接続ケーブル
形式:不明
本体とスイッチボックスは1本のケーブルのみで接続していました。先程も述べましたが、当時のゲーム画面にはノイズが入りまくりで、綺麗な画面でゲームをするということは本当に夢物語でした。今思えば、スイッチボックスの性能もそうですが、このような細いケーブルでは綺麗な映像を伝送させることもできる訳ないですよね。
※画像は保管用のもので撮影しました。