北斗星、そして数々の寝台列車を送り出した上野駅13番線ホーム。今や、寝台列車は北斗星の弟分ともいうべき「カシオペア」号のみとなってしまいました。時代の流れとはいえ、本当に寂しくなってしまいました。
独特の雰囲気を持つ地平ホーム
このホームは高架ではなく、昔ながらの地平ホームです。初めて来たとはいえ、何か独特の雰囲気を持つホームに感じました。なぜだろう?と考えていると、「カシオペア」号および「北斗星」号専用の待合所である「五ツ星広場」があり、憧れの北斗星が入線してくるホームという実感が湧いてきた自身の感情が理由かもしれません。
歴史を感じる13番線ホーム
以前、石川啄木のモニュメントの投稿で「上野駅は東北の玄関口である」といった記載をしましたが、ここ13番線においては夜行列車が発着する歴史的ホーム。「かつては、北へ向かう夜行列車といえばここからだったんだよね・・・。」そう思いながら立ってみると何か胸中が熱くなります。
これから始まる旅に思いを馳せて
これから北斗星に乗車し、北の大地へと向かいます。時間にして約16時間の長い旅。個室でゆっくりしたいし、食堂車で食事もしてみたい。いろいろな景色を見ながら・・・。こんな贅沢は滅多にすることができません。期待ばかりが膨らみます。
まもなく入線の時間です。乗車するのが楽しみすぎて、もうドキドキです。