いよいよ那覇空港を出て沖縄観光へ。
ここから先は自身にとって全てが初体験。
予め観光プランを立ててきたとはいうものの、どれ程プランに沿った行動ができるのか、時間がないだけに正直不安です。
でも楽しみ。
はやる気持ちを抑えて行って来ます!
前回の報告はこちら
前回は那覇空港到着までをご報告しました。
那覇空港に到着した時刻は14:46。
前回も述べたとおり、明日の朝まで仙台に帰らなくてはいけない自身。せっかく沖縄観光をするというのに、それ程時間が取れる訳ではありません。
それだけに、短時間でどれだけ沢山の思い出をつくることができるのか。
続きとなる那覇空港を出たところからご報告いたします。
ゆいレールで
現在時刻は14:57。
那覇空港2階出入口から出たところです。
これから、沖縄都市モノレール(以下、ゆいレール)の「那覇空港駅」に向かうつもりなのですが、、、。
もう、この時点で"異世界に迷い込んだ"感が半端ありません。何しろ見るもの聞くもの全てが初めてな訳ですから。(笑)
しかし、それがまた楽しくて仕方がないんですね。ベタな言葉を使うなら、正にこれが”旅の醍醐味”とでもいうものなのでしょうか。
連絡通路から那覇空港1階出入口を見渡したところ。
もう、こんな風景を見れただけで感動しちゃいます。(空港の外に出られたという意味で)
果たして、こんなにも気持ちがフワフワとしていて大丈夫なのでしょうか?
案内に従って、ゆいレール那覇空港駅まで歩いていきます。
ゆいレール那覇空港駅が見えてきました。
しかし、大阪といい、沖縄といい、大都市にはモノレールがあることがデフォルトなの?
ゆいレール那覇空港駅入口。
現在時刻は15:00ジャスト。乗車券を購入し、駅構内に入ります。
さあ、時間がありませんよ。よそ見もせずにホームへ向かいます。
エスカレーターを昇り、急いでホーム端から沖縄の景色を。
曇り空が非常に残念。晴れていたらきっと素晴らしい青空が待っていたんでしょうね。
すぐに車両が入線してきました。
遅れないよう、急いで乗車します。
車両に乗り込みました。
液晶ディスプレイに表示される停車駅案内に注目。
実はこの案内には大変助けられました。それは何故かというと、始発駅からそれぞれの駅までの所要時間が一目で分かるように表示されていたからです。おかげで今後の予定を車内で再構築することができました。
現在時刻は15:23。
ぶらり途中下車の旅。旭橋駅で降車します。
旭橋駅付近にて。
これです。こういうのが見たかったんですよ。一目で沖縄の市街地と言えるものを。
ジャッキーステーキハウスで
現在時刻は15:28。
お目当ての店が見えてきました。
じゃーん、「ジャッキーステーキハウス」。
店内の様子。
なんということでしょう。中に入ると、古き良き時代ともいえる素敵な空間がそこにはありました。
こういう雰囲気って大好き。壁には沢山のサイン色紙が飾られていました。有名人も訪れている証拠でしょうか。
今の時代の液晶といったものではなく、蛍光管で照らされたメニュー表がまたいい味だしています。
厨房の上にまでサイン色紙とメニュー表が。凄いな。
今回案内されたのはこちらの席。
折角なので「テンダーロインステーキ(M)」を注文してみました。早く来ないかな♪
テーブル脇には調味料が置いてあります。
なんだろう。見たことがない「No.1」と書いてある赤いソースが気になる!
最初にスープとサラダが配膳されました。
その後、ステーキとパンも配膳されてセット完成です。お値段は2,300円(税込)也。
お肉のアップ。やわらかそうなお肉です。
いただきまーす。
では早速スープから。
???
何か不思議な味がしますね。いや、不思議な味というよりも味がしないといった方がいいのか。
例えるならシチューみたいな、いや、見た目はシチューでも粉を溶かしただけのような。とにかく不思議な味です。
お肉をカットしてみました。
お肉はとにかく柔らかくて美味しい。数時間前に機内食を完食した自身でもこれはペロッといけます。
そして調子に乗り、気になっていたあのソースを、、、。
よくよく見てみると「DREAM No.1 ステーキソース」とあります。
"これは美味しいだろうな"と楽しみにかけてみたのですが、これが残念ながら期待していた味とはちょっと違う。(笑)
スープと同じで、これもまた独特な味がするソースだったんですよ。赤い色をしているのに辛くはない。逆に甘みを感じるというか。
どうやら調べて見ると、このソースはジャッキーステーキハウスと兵庫県にある「木戸食品」という会社の共同開発品であることが分かりました。
沖縄ステーキハウスの老舗「ジャッキーステーキハウス」でおなじみのソースです。野菜・果実は通常ソースの約5倍、香辛料、モルトビネガーをふんだんに使用した超濃厚なアメリカンタイプのステーキソースです。ハンバーグやコロッケなどにも是非お試しください。
※同社のホームページより転載。
自身がステーキソースといえば醤油ベースと勝手に思い込んでいたこともあるのですが、それとは明らかに違う方向性のソースにビックリしました。こういうのもあるんだなと。
逆にこのようなソースが本物のアメリカンソースなのかもしれませんね。アメリカでは醤油を使うイメージなんて余りありませんし。いや、勉強になりました。
完食の後、お会計へ。
会計の際に頭上を見てみると創業時のものでしょうか。1枚の写真と「A」というサインがありました。
パッと見ていずれも歴史を感じさせる代物です。
実はこの「A」サイン、調べてみると、アメリカ占領下時に米国のレストラン基準を満たした店だけに与えられた認定書なんだそうです。
ふとした事から沖縄とアメリカの関係を改めて考えさせられた、そのような資料でもありました。
現在時刻は15:53。
お店での滞在時間は25分間でした。最後に店舗入口を撮影。
入口脇に設置された信号機は店舗の混雑を示すもの。青は空席、赤は満席といった具合です。こういう遊び心っていいですよね。
最後に、スープやステーキソースでなんだかんだ言っちゃいましたが、それでも念願の沖縄で食べるステーキは最高でした。美味しくいただけたことに対し、ジャッキーステーキハウスさんに感謝、感謝です。
素敵なお店でした。
ごちそうさまでした。
次回へ続きます
さあ、時間がありません。再びゆいレール旭橋駅まで戻り、次はいよいよあの場所へ。
時間との戦いはまだまだ続きます。