前回初めて1日での三角飛びを実現することができた自身。これでようやく修行開始時から続いてきたアクシデントからも解放され、ここからはどんどん波に乗って修行を進めて行きたい。そう思いながら、第四回目の修行は前回から約2週間ほど後となる2月21日に行いました。
- 当日朝のできごと
- 仙台国際空港で
- 仙台国際空港 ANAラウンジで
- ANA732便で
- 伊丹空港で
- 伊丹空港 ANAラウンジで
- ANA765便で
- 那覇空港で
- 那覇空港 ANAラウンジで
- ANA1864便で
- 帰ってきた仙台国際空港で
- 2018 SFC修行 第四回目 まとめ
- 現在のプレミアムポイント
当日朝のできごと
前回の修行報告において"自身は寒さがとっても苦手"と述べました。それから約2週間が経ち、少しは寒さもやわらいでくるかなと思いきや、それでも季節はまだ2月。一向に暖かくなる気配がありません。
自身の特徴としては、寒いとどうしても行動がおっくうになってしまうというものがあります。しかし、相変わらず修行日だけは話が別。スパッと起きて空港に向かいます。早く飛行機に乗りたーい。
いつもの駐車場から見た景色。ここから空港までは徒歩で約10分、歩いている時間はこれから始まる1日を思い描く、大切なひとときとなりました。
仙台国際空港まで向かう途中、必ずこちらの脇を通ります。その名も「仙台空港給油施設」。今日も朝から出発便へ給油をするため、準備に忙しくしています。
仙台国際空港で
早朝の仙台国際空港インフォメーションカウンター。周りには人がいません。気合いを入れすぎて早く来すぎたかな?
ちょっと足を延ばし国際線到着ロビー方面へと進んでみます。フロア中央ではパネル展が開催されていました。内容は、空港としてのこれまでの歴史とこれからに向けてのものでした。
国際線到着ロビー付近まで来てみると、壁側に設置された"ある"陶板レリーフが目に飛び込んできました。実は今まであまり気にしてはいませんでしたが、これも何かのタイミング。レリーフについて調べてみると、何とこの作品、あの有名な「AKIRA(アキラ)」の原作者である宮城県登米市出身の大友克洋氏が原画を描いたものだというではありませんか。
作品名は「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤ヲ越ユルノ図(キンカドウジフウジンライジンヲシタガエテハトウヲコユルノズ)」。作品の意図としては下記のように説明されています。
金魚にまたがった金華童子が、風神と雷神を従えて波濤を超えて祥雲を招く姿が描かれています。
未来を担うこどもたちが、現代の叡智とともに自然がもつ大いなる力に立ち向かい、困難に対しても勇気を持って前に進む姿がイメージされています。
この地の守り神として多くの方々に愛されることを願っています。
※仙台国際空港ホームページより引用
いや、まさか大友克洋氏が宮城県出身で、しかもこの作品を手がけていたとは、、、。知りませんでした。無知ってこわい。
仙台国際空港 ANAラウンジで
さて、さすがに四回目の修行ともなると大分勝手も分かってきました。チャチャッと保安検査を終わらせてANAラウンジに飛び込みます。
そういえば今更ながら、過去三回の修行ではラウンジでコーヒーを飲んでいなかったように思います。やっぱりラウンジといえばコーヒーよね。できる人間はコーヒーだよね。そう勝手に思い込み、周りに"できる人間"アピールのためにも今回は飲み物をコーヒーにしてみました。(以前の報告でビールサーバーを荒れ狂わした"できない人間"のくせにと言うのは勘弁してください。)
ふぅ、これで自身も"できる人間"の仲間入りだぜ。
ANA732便で
さあ、時間です。ラウンジを離れ搭乗口付近へ。空港内から搭乗するANA732便を確認。
いつものように搭乗口で行き先を確認してから、
ANA732便に乗り込みます。CAさんの笑顔が本当に素敵。搭乗する我々をいつも幸せな気持ちにさせてくれてありがとうございます。
この便でお世話になるのはこちらの席。1Dです。
席に座ると正面にはモニターがありました。これは独り占めができて見やすそう。
足元も余裕がありそう。なんて思いながら座っていたのですが、なんか落ち着かない。何でだろうと考えていたらようやく答えが見つかりました。結論から言うと自身、少なくても片側にはシートが無いとダメみたいなんです。今までは全て片側にシートがある席だったので気がつかなかったのですが、どうやら両脇に何も無いと落ち着かないタイプだったんですね。(普通に考えれば両脇に誰もいなくて快適なシートだと思うはずなのですが。)
あぁ、やはり落ち着かない。"どうしよう"と思いながら出発を待っていたところ、CAさんから鶴の一声が。「もし、よろしければ(あちらの)窓側のお席はいかがですか?」と。
どうやら確認をしたところ、この便のプレミアムクラスには空席があり、ちょうど窓側の席が空いていたそうなんです。
いやぁ、なんて素晴らしい提案なのでしょう。もちろん、自身が1Dの席で内心落ち着かないでいたということは一言も話をしておりません。単なるCAさんの機転で窓側の席の方が喜んでもらえるのではないかと思ってもらったからに他ならないのです。
このようなちょっとした出来事が本当に嬉しいサービスとして記憶に残るんでしょうね。声をかけていただいたCAさん、本当にありがとうございました。その後、ありがたく席を1Kに変更してもらいました。
席が1Kに移ったところで気分一新です。窓を覗くと、誘導路には朝日で影になった飛行機のシルエットが見えました。
離陸。あっという間に雲の上へ。
さあ、お楽しみ機内食の時間です。今回の内容はちらし寿司。なんとも春らしく見た目にも美しい内容でした。
今回のCAさんには良く声をかけていただきました。富士山の脇を通過する際には「反対側の窓から富士山が見えますよ!」と。カメラを離さない自身を見て気を遣ってくれていたのでしょう。これが嬉しかったり、恥ずかしかったり。
突然ですが、皆さんにはお気に入りのシートポジションというものがありますか?
プレミアムクラスのシートにはリクライニングやフットレスト・レッグレストを単独で調節できるレバーがついています。これらのレバーを駆使することにより、自分好みのシートポジションをつくりだすことが可能となる訳ですが、自身は未だ"コレだ!"と思えるシートポジションを見出せないまま現在に至ります。早く完成させねば。
仙台国際空港から大阪国際空港(以下、伊丹空港)までは本当にあっという間です。早くも最終着陸態勢となりました。
無事に伊丹空港へ到着。ANA732便、ありがとうございました。
伊丹空港で
次の沖縄(那覇)便搭乗までの間、少ない時間を空港内で楽しむ為にも急いで出口へと向かいます。
出口にはANAの看板が。いえいえ、こちらこそありがとうございました。
やって来たのは伊丹空港1階にある「たこ家道頓堀くくる」さん。
注文したのは人生初となる赤石焼き。
赤石焼きっていうのはこういうものなのか!
みつばの入った出汁に生地を入れると何とも優しい味となりました。この出汁気に入った。おかわり!
伊丹空港 ANAラウンジで
少しゆっくり目に赤石焼きを楽しんでいたら時間が無くなってきました。ですが、行きますよ。ANAラウンジ。
自身がいつも利用する席はこのあたりです。(小心者なので、どうしても入口付近に座ってしまいます。落ち着かなくて、、、。)
今日の飲み物は充実野菜。健康の為に少しでも多くの野菜を摂らなくてはいけません。(でもコレって摂ったことになるのかな?)
ANA765便で
ラウンジでジュースを飲み干し搭乗口付近へ。窓からは出発を待つANA765便が見えました。
ん?この機体、よくよく見てみるとボーイング787-9 ドリームライナーではないですか。
エンジンは時折話題に出てくるロールス・ロイス製。
さあ、時間です。搭乗口で行き先を確認してから、
ANA765便に乗り込みます。
この便でお世話になるのはこちらの席。2Cです。
席について窓の方を見ると、いつもと違った感じが。あっ、シェードがボタン式だ!
いわゆる電子シェードだったんです。興味本位で少しいたずらをしてみたかったのですが、隣の席で、しかも乗られる方も直ぐに来てしまったために断念。
自席から機内の様子。
LED照明がいい。凄くいい!
さあ、またまたお食事タイム。今回の機内食はちりめん山椒ご飯でした。
〜お食事中の方には大変失礼いたします。〜
今までドリームライナーに乗ったことが無かったので物珍しさにトイレを撮影してみました。(あんまりトイレを撮影する人っていないでしょ?)
センサー(ボタンにもなっている)部分。便器の水は押すか手をかざすことで流すことができます。
手洗い部分のユニットも新しい感じがしますね。
那覇空港で
いやー、ドリームライナー快適。なんて楽しんでいるうちに那覇空港に到着。
那覇空港ではこの場所も好き。お花が定期的に変わります。素敵!
いつもの事ながら、帰りの仙台便までは乗り換え時間がそれ程ありません。制限区域内から外を眺めるのがやっとです。
那覇空港 ANAラウンジで
それでも入りますよ。ANAラウンジ。形だけでも利用します。しかし、せっかく入ったとはいえ、ドリンク1杯程で直ぐに出ます。
ANA1864便で
那覇空港で出発を待つANA1864便。
搭乗口で行き先を確認してから、
ボーディング・ブリッジを渡り、、、。おっ、窓からは給油車が見えました。
ANA1864便に乗り込みます。
この便でお世話になるのはこちらの席。1Cです。
自席から機内の様子。
さあ、今日最後の機内食がこちら。ウインナーエッグのクロワッサンサンド。
続いて軽食までいただいてしまいました。今回お願いしたのは前回と同じ帆立の雑炊。実はこの雑炊、結構お気に入りだったりします。
さらに、おやつとしてフォンダンビスキュイも。これも本当に美味しい。(やっぱり修行って食べてばかりでダメだな。)
楽しい時間はあっという間。今回もとうとう仙台に帰ってきてしまいました。ボーディング・ブリッジからはお世話になったANA1864便。そして、コックピットからはパイロットさんが見えました。
帰ってきた仙台国際空港で
帰ってきた仙台国際空港で。こちらは3階から見た到着直後のANA1864便。今頃気がついたんですが、今回の便はスターアライアンス塗装機だったんですね。
再び1階に戻りインフォメーションカウンター前。外はすっかり日が暮れてしまいました。1日って早い。
そういえば今までご紹介したことがありませんでしたが、インフォメーションカウンター奥にはレンタカーと宅配便を受け付けてくれるカウンターがあります。仙台国際空港に到着したばかりで必要とされる方には、到着口付近にあるので利用しやすいのではないでしょうか。
2018 SFC修行 第四回目 まとめ
今回もあっという間に1日が終わってしまいました。修行としては、前回の初三角飛びから2回続けての成功。順調に回数をこなしてきています。それにしても、楽しい時間って何でこんなにも早く終わってしまうんでしょうね。気持ちが充実しているからかな。
一方で、修行としては予定している全八回のうち四回目が終了。ちょうど折り返し地点となりました。前回の報告でも述べましたが、修行を進めることで増してくるのが寂しさ。そう、当たり前のことですが、修行回数が増える分だけ残りの回数が減ってくる訳です。最初はあまり考えてはいなかったのですが、飛行機に乗れる回数がそれだけ減ってきていることを思うと本当に寂しくなってきます。特にプレミアムクラスにホイホイと何も考えずに乗っている訳ですから。自身の普段の生活を考えると到底理解ができない異常な行動といえます。
ですが、まだまだ四回目が終わったばかり。残り半分も全力で修行を行います。
今日もありがとう。仙台国際空港。また近いうちにね。
現在のプレミアムポイント
今回の修行で得たプレミアムポイントが加算されました。いよいよ次回でブロンズに到達。先ずは区切りのブロンズ画面を早く見たいものです。