自身の愛車はプリウス。モデルはZVW30型で2010年6月納車のSツーリング前期型です。つい先日、エコドライブモニターに「キーバッテリー残りわずか」という案内が表示されました。自身としてはキーバッテリーの交換は今回で2回目となりますが、今後、皆様のお役に立てるかもしれませんのでその交換方法をご紹介いたします。
電池交換に必要なもの
スマートキー電池交換に必要なものは下記のものです。
・マイナスドライバー
・交換用電池「CR1632」
電池交換作業
スマートキーの電池交換作業は簡単にできます。以下、順に作業内容をご説明いたします。
鍵を取り出す
プリウスのスマートキーでは、直接キーを手に持っていなくてもドアの開け閉めやエンジンのスタートができるスマートエントリー&スタートシステムが装備されていますが、従来のように鍵穴に差し込んでドアを開けるといったことができるよう、ちゃんとした鍵も用意されています。まずはこちらの鍵を取り出します。
こちらがスマートキーの全体図です。
トヨタロゴの下(画像では右)にある出っ張りが鍵です。スマートキー横の部分に「PUSH」の文字が見えますのでそちらを押しながら引っ張ると鍵を取り出すことができます。
スマートキーをこじ開ける
鍵を取り出したらマイナスドライバーでスマートキーをこじ開けます。マイナスドライバーが無い場合、コインでも開けることができますが、プラスチックが変形しそうですのであまりおすすめはしません。
スマートキーを少しこじ開けた状態です。ここから少しずつ隙間を広げていき完全にこじ開けます。
スマートキーを完全にこじ開けました。次は下の基盤の部分を持ち上げます。
電池を交換する
基盤をひっくり返すと電池が見えました。使用する電池は「CR1632」です。
電池を新しいものに交換します。古い電池をなかなか取り外すことができないという場合には、マイナスドライバーを使用してみてください。簡単に取り外すことができます。
電池を交換したら、今までの作業を逆にしていきスマートキーを元に戻しましょう。以上で作業完了です。
まとめ
いかがでしたか?
あれ?意外に簡単だったと思われたのではないでしょうか。
今どきの自動車は電池式のキーが殆ど。いざ、電池を交換するとなった場合、本当に自分で出来るのだろうかと思ってしまいがちですが、実はこのように簡単にできます。キーをこじ開ける時だけ少し注意すれば、誰でも問題なく交換ができるでしょう。
ちょっとした作業でも自身で行えば更に愛着も湧いてくるというもの。機械作業が少しが苦手という方も是非チャレンジしてみてくださいね。